どうも。すぎやんです。
前回の往路編からいよいよウィスキー祭りを記事にしたいと思います。
ウィスキー祭りの会場は秩父駅が最寄駅ですが、秩父神社は秩父駅から徒歩2分、西武秩父駅からも徒歩7分となっているため、西武秩父駅でも問題ないです。
今回自分が注目している、というか、参加するにあたっての目的が、新興ジャパニーズウィスキー蒸留所(クラフトウィスキー)の試飲だったので、優先して秩父地場産センターからまわることにしました。
※試飲は無料と有料がありますがほとんど無料なので安心してください
こちらが当日配られたパンフレットで秩父地場産センターが集中していました。
e+チケットでの当日の流れを簡単に書きますと、
・会場に向かいながらe+チケットのアプリから購入チケット画面を開く
・駅に到着して2会場(秩父神社の裏、秩父地場産センター入り口近く)のどちらかで参加手続き
※バーコード?QR?が出るので主催者に認証してもらう
・手続き完了後にパンフレットと試飲グラスと首下げ試飲グラス紐と抽選会引き換え
・チケットとチェイサー(秩父の伏流水)を受け取る
・11:00会場
となります。
会場によっては11:00より少し前に空くところもあるようです。
自分が参加した秩父地場産センターは11:45時点で100人近く並んでいて、
朝早くから並んでいた人が結構いたんだなと感じました。
気合の入れようがすさまじいですね…
いよいよ開場したのですが、開場してすでに100名ほどいたので自分が入場したころにはこんな感じになっていました。
会場が体育館よりも1,2周り小さいのですぐに人で溢れかえって動くのが困難になります。
そしてすでに長蛇の列ができていたのは地元のイチローズモルトでした。
普段からなかなか入手ができないレアなウィスキーですが、
さらにイベント用に準備されたウィスキーが試飲できるのでそりゃ人気ですよね。
今回イチローズモルトで試飲したのはこちらになります。
・ウィスキー祭り限定シェリー6年熟成
・ウィスキー祭り限定バーボン7年
・ウィスキー祭り限定ニューポット
・モルト&グレーン
その他にもいくつかの種類がありました。
そして特においしかったのはシェリー6年でした。
販売していたら購入したいくらいおいしかったです。
テイスティングノートは書けないですが、シェリーのフルーティーな香りと程よい重厚感と酸味、そしてとてもいい余韻を感じることができました。
量は恐らく30mlもないくらいなので本当に少ないです。
といっても飲めるスペースが会場にないので落ち着いてゆっくり飲めないのがこのイベントの残念なところです…まあいろんな蒸留所のウィスキーをたくさん試飲できる趣旨もあるので仕方ないですかね。
あとおつまみも会場でパラパラ売っていますが種類と量が少なく、中には事前にお気に入りの買ってきて持ち込む猛者もいたので、次回の参加があれば自分もそうしようかななんて思っています(笑)
といっても、おつまみもおいしかったので買ってみるのももちろんありですよ!
※自分は生ハムの切り落としを買いましたがウィスキーにやっぱり合いました
イチローズモルトのあとは、ガイアフロー(静岡蒸留所)、厚岸蒸留所、
特に厚岸蒸留所の地元で切出したミズナラを使った熟成ウィスキーはとてもおいしかったです。
やっぱりクラフトをいうからには地元の木材や麦を使ったウィスキーを作ってもらってその土地の風土を生かしていただきたいなと思っています。
そういう意味でもダイアフローのHPで目指しているウィスキーづくりにはとても共感できますし、楽しみにしています。
ガイアフローにしても厚岸蒸留所にしてもいずれは蒸留所見学してみたいですね。
(厚岸はさすがに遠すぎていけるか微妙ですが(汗))
ジャパニーズウィスキーの人気が取り戻されつつ少しパフォーマンス(熟成年数と量と値段の総合値)が悪くなっているのは気になりますが、それでもおいしいものが飲めるのであれば楽しみです。
中には日本で熟成を一切せずにブレンドしたものを販売したり、麦すら使っていないジャパニーズウィスキーを語るものが出る世の中なので仕方ないです…
※ぜひ法律でジャパニーズウィスキーの定義をきちんと定めてほしいです
話をウィスキー祭りに戻します。
会場では、蒸留所とのふれあい(ウィスキーの試飲、商品説明、ちょっとした話し合い)、おつまみの販売、ウィスキーの販売、をしています。
ウィスキーの販売についてはスーパーや酒屋で売っているようなものはほとんどなく、普段はお目にかかれないようなレアなものもあるようです。
といってもほとんどがスコッチウィスキーになります。
もし興味があれば購入ブースにも足を運んでみるといいと思います。
一通り秩父物産センター会場を回ったところで次の会場の秩父神社に向かいました。
こちらは1Fと2Fのそれぞれ集会場ほどの広さに物産センターと同じようにブースが置かれていました。
物産センターとの違いは、こちらは外国のウィスキーがメインとなっているのと販売ブースが結構多いことです。
あと、2Fはサントリーのブースがあって何が飲めるか楽しみにしていましたが、フォアローゼフかメーカーズマークのハイボールのみで残念に感じた反面、ウィスキーをストレートor水割りばかりで飲んでいたのでいい気分転換になって複雑な気持ちになりました。
どっちかというとサントリーくらいの規模と今のウィスキーブームの火付け約には最低でも山崎12年を出してほしかったのですがね…
そんな感じで結構飲んでいると酔っぱらってくるのと、いい感じでお腹が空いたので友達の意見もあって、11:00くらいに早めの昼食をとることにしました。
たまたま通りかかったラーメン屋さん(見晴亭)に入ってラーメンを食べました。
こちらのラーメン屋さんですが、昔ながらの雰囲気で、店主さんは厨房でずっと立っていた絵料理に集中しているスタイルです。
味は一番メインの昔ながらの醤油ラーメンを頼みました。
期待を裏切らない素朴な味でしたがとてもおいしくて昼間からお酒とラーメンを食べる暴挙に出ていました。
いい感じでお腹を満たしつつ、酔いが少し覚めてきたので、2回戦に繰り出しました。
今度は神社でもセンターでもない仮説の会場に行ってきました。
こう見ると屋外サーカスみたいですね。
ここでもイチローズモルトが入っていて人気の高さがうかがえました。
そろそろの試飲に限界が来たので最後にイチローズモルトを飲んで、神社の境内にある抽選会場に向かいました。
が、結構な人数が並んでいて20分ほど待つことになりました。
抽選に当たればウィスキー祭り限定にボトリングされたイチローズモルトを買う権利が手に入るということで神に祈っていました。
そして待っている間に当選の金がなっていて自分の分がなくなってしまわないか不安になりました(笑)
抽選の当選は3パターンあって、黄色がシングルモルトだけ購入する権利、水色がシングルカスクだけ購入する権利、白色が2つとも購入する権利、を手に入れることができます。
もちろん両方ほしかったけどせめてどっちか当たってほしかった…
並んでいるなかで当選していた頻度から20人に1人何かしら当たっていたようです。
うーん、なかなか厳しい世界ですな。
当たった人が本当に羨ましい…
抽選に外れて残念でしたが祭り自体はとても楽しかったのでまた参加してみたいと思いました。
年々参加人数が増えているのと外国の方もちらほらいたのでこれからさらに盛り上がるイベントになりそうです。
チケット購入まで抽選にならないことを祈っています。